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「流行けんの図」
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「流行けんの図」/芳虎画 文久2年(1863) 36x26cm
藤八拳は一種の三すくみ拳で、狐拳、床屋拳ともいわれる。江戸時代の文化、文政、天保年間にかけて盛んに行われ、幕末の弘化4年に至ってまた大流行して、明治、大正へと続いた有名な拳ゲームである。ここでも利害が相反するものを登場させて、勝負させている。麻疹が流行し商売繁盛した「医者」と、商売あがったりの「湯屋(風呂屋)」、「女郎」の流行拳・三すくみゲームである。
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E02675:くすり博物館収蔵資料集(4) はやり病の錦絵 P.56
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