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「麻疹養生之心得」
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「麻疹養生之心得」/文久2年(1862) 25x30cm
麻疹は天然痘より軽いと心得る人がいるが、天然痘は容姿定め麻疹は命定めといわれ、年数も20年、30年を経て流行するため、養生心得方を知らない人が多い。また、天然痘は小児から14、5歳迄多く、親や乳母などに介抱も行き届くが、麻疹は小児より30歳ぐらいの大人もかかり、病気全快後の不養生で体調を崩す人が非常に多いと注意している。食べてよい物と悪い物をあげている。
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E05994:くすり博物館収蔵資料集(4) はやり病の錦絵 P.87
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