「鐘馗(しょうき)」
「鐘馗(しょうき)」/一光斎芳盛画 安政4年(1857)2月 30x20cm
鐘馗というのは唐の玄宗皇帝の夢枕にあらわれ、病魔を追い払い治したという故事から、疫鬼を退け魔を除く力があるとされた。鐘馗は赤絵のほか、端午の節句の際、人形やのぼりにも用いられて、魔除けとされている。
E19792:くすり博物館収蔵資料集(4) はやり病の錦絵 P.12