「通神鳥(つかみどり)」
 
「通神鳥(つかみどり)」
 
「通神鳥(つかみどり)」/35x46cm
空想の怪鳥、「通神鳥」はコレラの流行によるもうけの"つかみ取り“を絵で表現したものである。頭は火葬場の人、胸は僧侶、尻尾は薬屋である。「鳥の嘴(くちばし)は八牙(やいば)(焼場とかけあわせている)するどく、胸は仏法僧に似て首に毛があり、八宗九宗を丸のみにする。腹の下に毛がなく、白むくむくと肥えているのは、湯灌場買(ゆかんばがい)という薬をつけもうけ毛毛(もうけ)たくさんになったからだ」といっている。
※ 湯灌場買……・江戸時代、湯灌場は死体を清めるための小屋のことをいい、湯灌場買は死者の衣服を買い集める業者のことをいった。
E22771:くすり博物館収蔵資料集(4) はやり病の錦絵 P.99
 
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