「麻疹見立高金附(よいものづくし)」
 
「麻疹見立高金附(よいものづくし)」
 
「麻疹見立高金附(よいものづくし)」/芳盛画 37x25cm
麻疹の流行に伴い、商売繁昌になったものを東西に分けてあげている。東は「医者」を筆頭に「こしや(葬儀屋)、日雇、麩屋、水飴屋、神馬桶」である。西の筆頭は「薬種、寺方、桂庵(縁談、奉公などの紹介者)、かご屋、おんば(御乳母)、焼麩乾物」などが並ぶ。下段はものづくし(よいづくし)で「医者はどこでももうけがよい、薬屋、番頭ほどがよい世間がおさまり一層よい」と「アホダラ経屋」が歌っている。
K00170:くすり博物館収蔵資料集(4) はやり病の錦絵 P.85
 
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