「麻疹全快祝いの酒盛」
「麻疹全快祝いの酒盛」/芳虎画 文久2年(1862)7月 37x25cm
麻疹の全快を祝ってお酒を飲んだり、三味線にあわせて踊ったりの様子。 口入れ、桂庵は縁談や奉公などの紹介者のことで、このような職業も麻疹 が流行ると人手不足になる。麻疹が回復して、今まで摂生し自粛していた ことがやっと元通りできると歌っている。
K00870:くすり博物館収蔵資料集(4) はやり病の錦絵 P.59