「桃花散・百発百中膏・精リ水」
「桃花散・百発百中膏・精リ水」/川杉忠七 京都 23x35cm
京都の薬の広告であるが、販売元が東京・楽善堂支店の資善堂であったためか、広告中に精リ水の瓶を身体にした岸田吟香が登場している。その背中におぶさった百中膏は貝殻の容器に入った練り薬で、ケガをした大工に薬を差し出す様子が描かれている。
Z25866:くすりの広告文化 P.24