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WE BELIEVE THAT A LIFE NOT DEFINED BY DISEASE IS A LIFE OF POSSIBILITY

グローバル共通課題、非感染症疾患

がん、心臓血管疾患、糖尿病、慢性呼吸器疾患および精神障害などの非感染性疾患(NCDs)は世界の主要な死亡原因となっており、毎年3,600万人がNCDsで亡くなっていると推定されています。これは全死亡件数の約6割を占め、NCDsは世界中で患者様、地域社会、経済にとって大きな負担となっています。

エイズ、エボラ出血熱、ジカ熱のような感染症に対しては、過去10年以上にわたり様々な対策がグローバルレベルで行われてきました。しかし、こうした中、増加する非感染性疾患が新たな公衆衛生上の危機として浮上し、感染症と闘っている低・低中所得国の人々に二重の負担を引き起こしています。

動画を見る(56秒)(別ウィンドウで開きます)

<ビデオ>エーザイ株式会社代表執行役CEO内藤晴夫のメッセージ

低・低中所得国においては、高齢化や生活習慣の変化により非感染性疾患が増加していることに加え、これらの国における医療システムにおける資源不足をはじめとする疾患の診断・治療・ケアへのアクセスに対する様々な問題が患者様の負担を一層重くしています。

例えば、国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer)の調査報告書によると、世界のがんによる死亡者数のうち、6割(480万人)が経済開発途上国で発生しているとされています。(2008年の推計)

■2008年のがん死亡率比較(推計)

より健康な世界を目指し、製薬業界が連携

2017年の世界経済フォーラム(2017年1月にスイス・ダボスで開催)において、エーザイを含むグローバル医薬品企業22社は、低・低中所得国における非感染性疾患の予防と治療を推進する国際的なイニシアチブ「Access Accelerated(アクセス・アクセレレイテッド)」を立ち上げました。参画企業は今後、世界銀行グループや国際対がん連合(UICC)と連携し、低・低中所得国における「新薬へのアクセス拡大に向けた戦略立案」「各国の薬事規制調和に向けた支援」「複数の地域での非感染疾患のプライマリ・ケアのモデル事業」を推進していくほか、がんを始めとする個別疾患の医療体制づくりの支援も行っていきます。これらの活動は、「2030年までにNCDsによる早期死亡件数の3分の1を減少させる」という国連の持続可能な開発目標(United Nations Sustainable Development Goals)の達成に貢献することを目指しています。

アクセス・アクセレレイテッドや、当社のNCDs治療薬アクセス改善に向けた取り組みに関する詳細は、こちらをご覧ください。