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ニュースリリース

2017年7月3日

当社が共同設立した合同会社ウェルネスオープンリビングラボと大阪市立大学が健康課題解決をめざし包括連携協定締結

 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫)は、当社が共同設立した合同会社ウェルネスオープンリビングラボ(本社:大阪府、代表社員:児玉隆夫、以下 WOLL)が、大阪市立大学(学長:荒川哲男)と、認知症などの健康課題を解決し、健康寿命の延伸をめざす取り組みに関する包括連携協定を締結したことをお知らせします。本協定に基づき、WOLLと大阪市立大学は、健康関連データの収集および解析、健康課題解決に関わる研究員等の人材育成などを行い、わが国が抱える認知症などの健康課題に関する学術研究、先端技術の開発を進め、課題解決方法の実証および実用化に取り組みます。

 WOLLは、目的に賛同する15の企業等が出資する合同会社です。当社および大阪市立大学同窓会長・元学長の児玉隆夫氏、株式会社NTTデータ関西(本社:大阪府、代表取締役社長:河野吉晴)を業務執行社員としています。一方、大阪市立大学は、「笑顔あふれる知と健康のグローカル拠点」をスローガンに掲げ、健康科学領域を中心に研究や産学官連携、地域貢献活動の強化に取り組むとともに、2017年2月には、大阪市と「健康寿命の延伸に関する包括連携協定」を締結し、大阪市のシンクタンク機能として、大阪の健康寿命延伸に向けて全学をあげて取り組んでいます。

 当社は、認知症領域における治療薬の開発・販売から得た経験を生かし、行政、医療従事者や介護関係者など様々なステークホルダーの協力を得て、認知症と共生する「まちづくり」に取り組んできました。WOLLは、ソリューションの開発と提供のために当社が共同設立した、初めての合同会社であり、地域に根差した課題を医療や介護の現場から表出化させ、課題解決策の検討・開発・検証を行うことで、真のニーズを満たすソリューション提供をめざします。

 当社は、引き続き、様々なソリューションの提供により、患者様とそのご家族の多様なニーズの充足とベネフィット向上に、より一層貢献してまいります。

以上

<参考資料>

1.  合同会社ウェルネスオープンリビングラボ(以下 WOLL)の概要

 WOLLは、大阪市立大学同窓会長・元学長の児玉隆夫氏を代表社員とし、当社と株式会社NTTデータ関西を加えた3つの企業等を業務執行社員とする合同会社です。他に、株式会社アシックス、株式会社E-DESIGN、小野薬品工業株式会社、株式会社カレントダイナミックス、株式会社シグナルトーク、新和商事株式会社、株式会社ダイセル、株式会社タカゾノ、塚喜商事株式会社、ニプロ株式会社、阪和興業株式会社、株式会社マンダムの合計12社が、その趣旨に賛同し出資を行っています。
 WOLLは、認知症などの健康関連課題を解決し、健康寿命の延伸をめざすことを目標に、新たな研究領域を開拓し製品やサービス等を開発・提供すること、データの利活用による健康の増進と地域・産業の活性化を行うこと、人材育成に寄与すること、さらに、健康科学関連の課題に応じた知の創出、開発、実証あるいはコンサルティングを推進することにより、大学、企業、行政、住民等が連携し、モノやサービス、行政施策等を共創していくことを企業理念に掲げ、設立されました。

2.  大阪市立大学の概要

 大阪市立大学は、2010年に創立130周年を迎えた我が国最初の市立の大学で、現在では日本最大級の学生数・学部を有する公立大学であり、大阪市内に位置する唯一の総合大学でもあります。前身の大阪商科大学の開学にあたって、当時の大阪市長關一は、「都市・大阪を背景とした学問の創造」をめざす大学として「国立大学のコッピー(コピー)であってはならぬ」と述べ、この言葉は現在も建学の精神として脈々と引き継がれています。2008年には本学理工学部の理論物理学のグループを立ち上げた南部陽一郎名誉教授がノーベル物理学賞を、2012年には医学研究科出身の山中伸弥教授がiPS細胞の研究によりノーベル生理学・医学賞を受賞され、世界に影響を与えてきました。
 荒川哲男学長の就任を契機に、「笑顔あふれる知と健康のグローカル拠点」をスローガンに掲げ、8学部10研究科をもつ総合大学ならではの幅広い「知」を最大限に結集し、強い大阪を創っていく牽引力となるよう取り組んでいます。